男女平等な会社づくりを

多様化する女性の働き方

もはや社会という枠組みの中において男性との差を見つけ出すことのほうが難しくなっているほどに、女性が働くことは当たり前のことになっています。

「そんなこと言うけれど男性より出世しにくい」という見方をされる方もいらっしゃることでしょうが、そもそも現在の厳しい就職率や離職率に注目してみますと、以前のように「一つの会社で何十年と働き続け昇進していく」というスタイルが崩壊しつつあり、必ずしも出世だけが目的ではなくなっているのです。

さてそんな状況の中で「お金を稼ぐ」ということの意味合いもまた変わってきています。女性にとって本当に幸せな働き方を追求したときに、選択肢はかなり増えていますが、以前にも増して自由に人生を謳歌できるようなスタイルが注目されつつあります。

最近ではよくインターネットを開けばニュース記事でブラック企業の実態が問題視されるようにもなっています。「NOと言えない日本人」がようやく「おかしいものはおかしい!」と声をあげ始めているのです。いくらお金を稼ぐことができてもプライベートな時間を満喫することができなければ、肝心の「幸せ」から遠ざかってしまいます。

そのため多くの選択肢の中からあえてフリーターや派遣スタッフ、あるいはフリーランサーという働き方を選び、お金では買えない時間を有効活用されている方が徐々に増えているのです。この機会に改めて収入と自由のバランスを見つめ直し、幸せな働き方を模索されてみてはいかがでしょう。